中津、大阪市北区、2016年1月7日午後

梅田の一つ手前。 京都から電車に乗って淀川を渡って最初の駅。 京都から阪急電車に乗り十三を過ぎて淀川を渡る鉄橋を渡る。目を閉じて、電車からの窓ごしに川を実際に目の当たりにしなくとも、ヘッドホーンからどれだけ高揚するような大音量の音楽に聞こえてこようと、背後に聞こえてくる阪急京都線の特急電車が鉄橋を渡るガタンゴトンの音が、これから大阪のカオスに踊り込もうとする小生をある種の興奮状態へと導く。

記憶という往生際の悪さについて・・・Teplice v Čechách, Czech Republic, December 2011

人間の記憶などたかが知れている。知れているがゆえに、それを往生際悪くその消え去りかたをあらゆる算段を用いて引き止めようとする。時間の経過とともにあせていく、自分の脳裏から消え失せていくその様こそが、記憶そのものの絶対条件なのだから。僕らは、そうしたいかにしても揺るぎ難い前提に抗しながら、なんとか上から下から左から右から、なんとか引き止めようとする。

ジリナ、スロバキア、29時間。2013年11月16日。

先週末は、小生の同居人チェックと弾丸でジリナへ。久々のスロバキア上陸。 Größere Kartenansicht 車を走らせること、5時間。プラハーブルノの高速道路は穴ぼこだらけで現在工事中。 時速160キロでなおも飛ばすその車は、あたかもウクライナかルーマニアかどこかのハイウェイをどんぶらこどんぶらこと走るよりも正直おっかなく、肝を冷やすばかり。 3時間半ほど走らすと、チェコとスロバキアの国境を越える。およそ国境とは名ばかりのチェックポイントを通過。 国境と分かるようななにかもない。ここより、スロバキア共和国、と告げる看板のみ。 もしくは、反対側からくれば、ここより、チェコ共和国、と。