プラハの飲み屋の一人で佇む親父列伝。プラハ・ホレショヴィッツェ。2013年11月1日。

プラハの飲み屋にいけば必ずいる親父。

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彼らは例外なく一人で佇む。一杯のビールを一時間かけて飲む。そして、何時間もそこにいる。

けれど、誰もなにもいわない。バーマンにとっても彼の存在があまりにも日常すぎるのだろう。

そんな親父はそこに座る間、身じろぎもしない。 „プラハの飲み屋の一人で佇む親父列伝。プラハ・ホレショヴィッツェ。2013年11月1日。“ weiterlesen

郊外へ。ベルリン・ブリッツ。2010年6月。

小生がいつも逍遥するような、郊外の風景というのは、一見、人工的で無味乾燥としているかもしれない。

その郊外という言葉が生まれたのはいつのころなのだろうか。都市が飽和状態になり、街が外へ外へ拡大していった時代だろう。日本では、20世紀になってからだろうか。文学者でいえば、佐藤春夫であったり、国木田独歩といったり、太宰治などが、いわゆる最初の東京の郊外の文学者たちであったといえるし、彼らの作品からは東京の西の郊外は、武蔵野の乾燥した砂埃の舞う光景が容易に思い起こされる。太宰治の小説は時々、宅地化が進み始めた東京の西の郊外などが舞台である。といっても、いまとは比較の仕様がないほど、森や田畑に満ちた風景だったのだろうけれど。

21世紀初頭の我々にとっては、もはや、郊外、そして、その郊外にあるような団地とは、20世紀を代表する文化的トポスとして、様々な文学や芸術作品のインスピレーションの源となっている。郊外をテーマにした漫画も多い。とはいえ、そんな漫画と小生にとっての対象aである郊外の風景とはまた同じようで異なるのかもしれない。自分自身、いまだ、よくわからない。 „郊外へ。ベルリン・ブリッツ。2010年6月。“ weiterlesen

Fotografie-Ausstellung der WerkStadt-FotografInnen @ Neuköllner Leuchtturm, 2013年10月5日

二つ目の展示は小生所属のWerkStadt e.V.と同じ通り、ベルリン・ノイケルンはEmserstr.にあります、Neuköllner Leuchtturmでのグループ展であります。

この展示はこのWerkStadt e.V.で写真を撮っているアーティスト並びに暗室をシェアしている4人との合同展であります。

オープニングは先ほど告知しましたWerkStadtでのグループ展の次の日の午後7時です。

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場所-Emserstr.117, 12051 Berlin-Neuköllln(最寄り駅-S-Hermannstr.もしくはS&U Neukölln)
期間-2013年10月5日から10月25日まで。
オープニング-10月5日午後7時から
Facebook:https://www.facebook.com/events/553001238088424/
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アイゼンヒュッテンシュタット、3時間。2013年9月13日。

昨日よりプラハはヴィノフラディ区に居を構えるようになりました。当面はこれから9ヶ月滞在することになるプラハから日々の冒険をおとどけるすることに致します。

さて、先週末ついにいってきましたアイゼンヒュッテンシュタット。

労働者の労働者による労働者のための街。社会主義がまだ多少息吹きを残している街だった。とはいえ、旧ソ連圏で、これよりもさらに派手な社会主義謹製メガロタウンを見慣れてきたこの小生の目には、多少田舎にある計画都市という印象以上のものではなかったが。ともあれ、3時間程度の滞在ではなにも見ていないということだろう。なので、またいかねばなるまいが、これはチェコ帰還以後、来年の夏以降のお楽しみとしておこう。

今回の訪問のハイライトはドイツ民主共和国における日常文化の資料館Dokumentationszentrum Alltagskultur der DDRだっただろうか。 „アイゼンヒュッテンシュタット、3時間。2013年9月13日。“ weiterlesen

吉田寮食堂、京都市左京区、2012年1月。

つい先日京都大学の西部講堂の話をしたので、今度は京都大学構内でも学内をかつては三分するほどの拠点を誇った吉田寮とその食堂の話をしよう。

京都の大学生にもなれない浪人退屈男の一人であった小生にとって、京都大学とは背伸びをしても入れない雲の上のような場所であったというよりも、退屈な日々を紛らわすのにふさわしい時間と場所を提供してくれるところに他ならなかった。

その中の一つが吉田寮食堂だ。名前の通りここは、吉田寮という京都大学に属する学生寮の食堂なのであるが、実態はその名前と非常にかけ離れている。 „吉田寮食堂、京都市左京区、2012年1月。“ weiterlesen