11. Neisse Film Festivalのための忘備録

個々4年ほど、ドイツはザクセン、ポーランド、チェコ共和国との国境地帯に5月の第二週に開催されるこのナイセ映画祭に参加するのが、この皐月の始まりの恒例行事になりつつある。まだ11回目と歴史の浅い映画祭ではあるが、毎年10月に行なわれるコトブス映画祭と並んで、中東欧各国からの作品を焦点にしていることでも知られている。

リベレツ(チェコ共和国)-チッタウ(ドイツ・ザクセン)、2010年5月。

年の大半を異国の地で過ごしている故か、ハラハラドキドキの冒険や旅の夢でもよく見たいとも思っている。 実際の夢の内容は金輪際記憶にはないのだけれど、実によく見る夢の大半は、しかも、あまりにも繰り返してみる故に、目覚め後も非常に記憶に残るのだが、それは、是から旅に出ようとして駅や空港行く途上、あるいはその駅と空港での旅立ちの時を迎えるその刹那、なにかによって、その旅立ちが妨げられる、というような不条理なものばかりである。 よく小生が旅にでると予告しても、なかなか諸事情によって、実際に旅立てない、あるいはその旅立ちの日を遅らせるということも実に実際よくある。その現実によくある小生の大言不実行ぶりに対して、昨年の4月と5月にポーランドとウクライナをめぐった写真家のMクンはその名も「行く行く詐欺」なる痛烈なる皮肉を小生に賜われたのであった。