リモノフについて書こうとして・・・
今日の御題はロシア人作家あるいは活動家のエドゥアルド・リモノフについて。というよりも、エドゥアルド・リモノフについて書いたログを再投稿しようとして介入してきた雑念が実はお題である。 „日常生活の冒険は、自己責任で。“ weiterlesen
コロナ時代の辺境地帯の歩き方について
今日の御題はロシア人作家あるいは活動家のエドゥアルド・リモノフについて。というよりも、エドゥアルド・リモノフについて書いたログを再投稿しようとして介入してきた雑念が実はお題である。 „日常生活の冒険は、自己責任で。“ weiterlesen
京都から電車に乗って淀川を渡って最初の駅。
京都から阪急電車に乗り十三を過ぎて淀川を渡る鉄橋を渡る。目を閉じて、電車からの窓ごしに川を実際に目の当たりにしなくとも、ヘッドホーンからどれだけ高揚するような大音量の音楽に聞こえてこようと、背後に聞こえてくる阪急京都線の特急電車が鉄橋を渡るガタンゴトンの音が、これから大阪のカオスに踊り込もうとする小生をある種の興奮状態へと導く。
ミシェル・フーコーという思想家が鬼籍にはいって、今年で31年になる。
最近、フーコーの生前の公私におけるパートナーであったダニエル・ドゥフェールが、ドイツはdie Tageszeitung誌のインタビューに応えた。ドゥフェールのインタビュー形式の自伝が、ベルリンはメルヴェMerve Verlagからドイツ語で翻訳出版されたのに際しての行なわれたものであった。
ダニエル・ドフェールは1937年生まれの今年78歳。1926年生まれのフーコーの11歳年下である。ドゥフェール自身も社会学者であり哲学者であるが、なによりも、フーコーの死後、エイズ及びその患者の為に立ち上げたAIDESという組織の発起人としても知られている。
ドゥフェール自身によって語られる自身の政治的経歴、そしてフーコーとの公私における関係についての下りは、それだけでも興味深い。特に、フーコーがどれだけ国家権力と日頃から敵対的にあったか、という闘う思想家の一面をかいま見るに充分なエピソードも語られている。 „ダニエル・ドゥフェールによるミシェル・フーコー。“ weiterlesen
カオスコンピュータークラブをご存知だろうか?
通称CCC(Chaos computer club)とよばれているこの団体はいわゆるハッカーの集団で、すでにコンピューターという概念が一般化する以前、1980年代からその活動と続けており(設立は1981年)、現在において、世界でももっとも活発なハッカー集団のみならず、ヴァーチャルな空間、つまりインターネットにおける検閲なき自由とその権利に対してもっともラディカルに戦っている集団の一つである。
本部はベルリンにあり、毎年12月にはその総会、「カオス・コミュニケーション・コングレス」が開催され、数々のウォークショップなどがその中で行なわれる。 „カオスコンピュータークラブ(CCC)は連邦政府を刑事告発する。“ weiterlesen
この地にはらまれしもの、
この地に生をうけるもの、
この地で地の祝福をうけ、
この地の灰となりし塵となれる、
汝と我のこと。
この地にありしものが、
そこに在る過程へと、
やがては地に朽ち果て、
再び塵と化し灰となり、
滅び行く姿を捉える、
容赦ない観察者。
その姿を捉えるはその一瞬一瞬である齣にすぎない。 „京都・東山今熊野、2012年11月、並びにベルリン、2013年2月。“ weiterlesen