ベルリン映画祭などで滞在が思いのほか長引いて3週間の長きにおよび,
プラハ帰還はついこの日曜日の正午ごろにずれ込んででしまった。
家に帰れば、マヌケチェック同居人が3週間の間まるで家の掃除をした形跡もなく、
小生の部屋のベットではあの雌犬が昼寝をしていたらしく、ベットは犬の毛まみれという大惨事。
帰宅の午後中を家の掃除に費やすはめに。
しかし、3週間のブランクの後のプラハ、気温12度、日はまだ低いは日差しははや春である。
夕方近く、家の近くのHavlickový sadyへといけば、公園は散歩にくれる人々たちであふれていた。
その後、夕方、開催中のMala inventuraという演劇フェスティヴァルへ足を運ぶ。
場所はプラハの北、ホレショヴィチェ。
プラハでも屈指の小生の愛する親父バーがある場所でもある。
いくと必ず半ズボン親父が出没するといういわくつきの場所でもある。
とはいえ、ここのところ、タバコの煙に軀を害することしきりゆえ、ここは軟弱にも禁煙バーへと足を運ぶ。
とむかった先は、Bio Okoという映画館のロビーにあるバーである。
20世紀前半に建てられたチェコ構成主義の建物に位置するまた奥ゆかしき場所である。
とはいえ、ここには愛すべき親父たちはいない。どちらかというと流行を追い求めるプラハの若者たちの集う場所だ(プラハではまだ少数民族ともいえるヒップスターでもの集う場所としても有名なのだが・・・)。
映写室に通じる階段でおしゃべりに講じるもの、読書にふける女の子、様々である。
なんにせよ、やっとプラハに戻って来た、と一息ついた小生は、ビールを一杯胃の中に流し込み近くの劇場へと向かう。
バーの一人歩きも悪くないな、と久々に思う。
では酔わない程度に又自戒。