なんてことはない郊外の風景だけれど、なんとなしにシャッターをきったこの光景。
というのは、多分、この角の向こう側にどこか昔みたような景色が広がっているような気がしたからかもしれない。
ひょっとして、京都の北区のどこか、東京の都下のどこか。
なにか、中途できれたものが、ここで繋がった。そんな感覚。
これは20世紀最後の20年を生きたものだけがもちうる感情なのだろうか。
僕らは郊外の時代を生きたということなのだ。
それとも、誰もが経験するような幻覚なのか。
誰もが一度は見る光景なのだろうか。
ここはスロバキア。ジリナ。数千キロメートルは彼方。
なんでまた自戒。
@2ndguess うわ、これは看板を見過ごせば日本のどこかにある風景そのものだね!