リヴェンジか。

小生的にはサッカーのヨーロッパ選手権の行方にはあまり興味がなくなってきたのだけれど、それでも今日のチェコ対葡萄牙戦には俄然力がはいる。それは小生がDigitalní bohemsitaを自称しているからではない。

96年のユーロではネドヴェド、ポボルスキーを擁するチェコがフィーゴとルイ・コスタ率いる黄金世代の葡萄牙を撃破、決勝で独逸にやぶれたものの、チェコサッカーの質を世界に知らしめた大会となった。

その8年後、グループリーグ最終戦で、主力抜きの1.5軍で独逸を完膚なきまでに叩きのめして、独逸を敗退に追い込み、オラニエとともに決勝トーナメントにすすんでくれるという至福の時間を与えてくれたそのチェコは準決勝でギリシャに敗北(訂正)。あの試合はネドヴェドが怪我で途中交代した試合だった。あれからもう8年もたったのか。

とはいえ、小生のトーンは上がらない。グループリーグを露西亜の最終戦での低落の目の当たりにトップ通過を果たしたというものの、サッカーの内容はぱっとしない。第二戦目のギリシャ戦もロシツキー退場後のサッカーの質の低下は見るも無惨なもので、ギリシャという相手にたすけられたというほかない内容だった。

グループリーグ最終戦のポーランド戦だって、勝ったとはいえ、ポーランドの内容のないサッカーに助けられたようなものだ。それにひきかえ、葡萄牙のグループリーグ最終戦はオラニエを圧倒。ロナウドはあわやハットトリックという活躍だった。

けれど、そんなチェコをボコボコにした露西亜がギリシャにたった一回のミスからプレゼントしてしまったゴールで負けてしまってグループリーグ敗退なのだから、サッカーとはわからない。

そんなわけでギリシャは明日準々決勝の第二試合で独逸と対戦なのだが、巷では欧州銀行対債務超過に陥った南欧諸国という対決図式なんかもちこんで騒いでいる。そんなもんだから、小生のようなへそ曲がりはただでさえ、独逸嫌いなのが、そんな政治的図式を目の当たりしてしまうと、やっぱりギリシャをえこひいきしたくなってしまう。

てなわけで明日の独逸戦はギリシャがアンチフットボールにさらに磨きをかけて2004年の再現を1−0あたりでやってしまいかねない勢いだ。サッカーはこういうことが時として起るから痛快だ。なんだかんだいって2004年のユーロでギリシャもあのサッカーで欧州王者になったのだ。今大会はなにかがはまりかけた印象もなくはない、あの2004年大会と同じように。

けれど、今の独逸代表も強いし、フットボールとしても魅力的だから、サッカー好きの小生とへそ曲がりの小生が小生のなかで喧々轟々の争いを繰り広げている最中である。

では今日はモンティ・パイソンの独逸対ギリシャでお開きにいたしましょう。

今日は葡萄牙がチェコに2−1で勝利、に一票。ロシツキーは出るのか。

ではまた自戒。